『スミマセン。妹が、もと学校生徒でして、入れなさそうなんで着せてしまいました。』

「あぁ、そうなんですか。」

『げほっげほっ。』

「大丈夫ですか?」

『では…ゴホッ、これで。』

数歩、歩くと背中から離してくれた。 

「よくばれなかったわね!げほっ、死ぬかとおもった!」

『当たり前だ!で、なんでだ?』

「背中でぎゅうぎゅう息の根をとめられそうになった!」

『俺様は、謝らないぞ!!実際、とまってないんだから。』