「貴方は、最上級のドアホよ!」
『煩いぞ!俺様はドアホではない。莉緒がドアホなだけだ。』
何故か携帯を出す漣。 

『莉緒、いい子にしていろよ。』
チュッ 

頬にキスされた。 

私は、目が点になっているだろう。 

『あっ、すみません。本日は……ハクシュ…………あっ、はい。…ハクシュ…すみません。後、………佐伯さんも、家庭のハクシュ……事情らしい……ハクシュ…です。…ハクシュ…すみません。ありがとうございます。』

私は、漣のところへ駆け寄る。 
「大丈夫!?」