こんな声を出さなかったら、今頃は文句をいっぱい言っていただろう。 

「………ちちち近………い。…………漣……最近、変……だよ?」
『多分な、………お前を喰ってないから。』
甘い甘い甘すぎる!!
私は、ドキドキがとまらない。

逆に早くなっていってる。

「私は、野生の動物じゃない!」
恥ずかしくて少し強気に言った。
『俺は、肉食で莉緒が草食か………悪くない。良い組み合わせだ。』

「悪い!」

『でも俺的には悪くないよ?』