『でも女だぞ?』

えっ?漣…………女じゃないじゃんっ!?何言ってるの? 

「それでも私は、あの可愛い笑顔とか堪らないの!!きゃっ!」
熱弁する 『…………だそうだ。莉緒、俺も守るが自分自身でも気をつけろ。』
漣は落ち着いた表情でいう。 

「えっ!莉緒ちゃんがいるの!?」
嬉しそうな声。 

私は、訳もわからず隠れるのをやめ、漣の方へ歩いた。 

『落ち着け。あのな………こいつ、ゲイなんだよ。』


「えっ……………」