ドキン


ドキン



「あー…びっくりさせんなよ…」


耳元で…声がする…


「あ…ご、ごめん!」


慌てて先生から離れた…


「ったく…気をつけろよ?」


ポンッと私の頭に手をやり、『トイレ行ってくる』と部屋を出ていった…





まだ…





心臓がおかしい…






なんでだろう…






先生の声が…耳から離れない…





どうしてだろう…





先生の香りが…ココロから消えない…