準備室に入る…

やっぱり独特な匂い…

薬品のような…先生が飲むコーヒーのような…

不思議な匂い…


「あ!足元気をつけてな?」

下には、プリント類が散乱していた…


「もー!先生また散らかしたの?」

「違いますー!勝手に落ちるんですー!」

ほっぺを膨らませ、先生は言った…


「なにソレー?」

私は…笑っていた


「お!?吉岡~?今笑ったろ?」

先生がニヤリと私を見た…

「べ…別に…普通です!!」

「変なヤツ…まあ…いいけどな」

ニコニコと先生は言った