「…お~い、吉岡さ~ん?手がとまってるぞ?」
ニコッと笑った先生が、私の顔の前で手をひらひらさせた…
「あっ…はい」
また考えこんでしまった…
クセなのかも…
「しかし…やっぱ多かったかなあ?」
先生は苦笑いで段ボールをたたいた…
「うん…これきっと入りきらないよ…」
「ん~…でもなあ、せっかくならリアルな資料があったほうが勉強になるだろ?」
「どーかなあ…私は苦手ですけど…」
そう言いながら段ボールを開けた私は『きゃあッ!』と声をあげてしまった…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…