それからほぼ無理やり?にそうじを始めた私…


「あ~!先生はいいから!私がやるから!」

「ほんとまじいいってば!吉岡~!!」


さっきから邪魔ばかりする先生…


「だって何かしてあげたいんだもん!」

「じゃあオレの言うこと聞いてよ!」


先生が棚を整理する私の腕をつかんだ…


「…先生?」


急に近くなった先生と私の距離…


「オレの言うことちゃんと聞いて…?」


「だ…だから…なに?」


先生は私を棚に押し付けるように近づいてくる…


逃げられない…


「ちょ…ちょっと!」

「吉岡…?」


すぐ目の前には先生の綺麗な顔がある…


かすかに香る先生の香り…


優しい石鹸の香り…