体の熱くなった吉岡をそっと体から離す…

予想以上に顔が赤い…

「そ…それ…は」

「ダメ…か?」

俯く吉岡の頬にそっと手を置いた…

「…いや…その…」

「…吉岡?」

「あの…恥ずかしい…から」


吉岡はさらに下を向いた…


バカか?

お前だけじゃないよ…

「オレだって…恥ずかしいよ」

「嘘!!先生は大人だから…」

「別に大人じゃねぇよ!!」


その証拠にオレの顔見てみろよ…


お前に負けないくらい…


真っ赤だから…


「あ…そっか…田崎くんだからね」

やっと笑ってくれた吉岡…


「ふん!おしおきだ!」


オレは…

吉岡のおしおきとして…

自分へのご褒美として…


吉岡の唇に自分のを重ねた…