もう…


この瞬間…


オレは“教師”だって…


頭から飛んでいた…


完璧に…


ただの男…


ただの…


吉岡のことがスキな男になっていた…


「…ばか」


そんなことを…言ってた気がする…


その瞬間…


すでにオレの胸の中には…


小さな吉岡がおさまっていた…