「……バカ」

「…理奈?」

「そんな顔して…大丈夫なワケないくせに…」

理奈が私の頬を両手ではさみこんだ


「あんなとこ見て…あのままでいいのか?」

「そうだよ!理奈の言う通り!」

「あゆみ…理奈…」


私は2人に背中を押された…


「「いってきなさい」」


「うん…ありがとう!!」


私は涙目のまま…


先生の背中に向かって走りだした…