ちゃんと…


届いたのか?


オレの声…


めちゃくちゃ小さいけど…


『先生…私も…』





吉岡の頬が涙で濡れていた…

そんなこと構わずに…

オレは小さな吉岡を抱きしめた…





いいんだよな?

これは夢なんかじゃないよな?

もし夢ならば…

永遠に覚めなくていい…


この幸せが…


永遠に続けば…


これ以上の幸せなんてないから…