吉岡に準備室の手伝いをしてもらった2日目…


楽しい時間は本当に短い…


『ありがとうな!』

なんてかっこつけてるけど…

本音は…


帰らせたくないっ!!


って…


これは犯罪か?

『先生がだらしないからね…』


吉岡はそう言って笑うんだ…

あの澄んだ瞳が少し細くなって、白い歯がチラっと見えて…

最高の笑顔を見せてくれる…


こんなの見たら…


もっと帰らせたくなくなる…


『時間が止まればいいのに…』



そんなことを考えていたその時…




『ガチャ』

吉岡の家のドアが開いた…