『鈴木先生が、産休に入るため、田崎先生に2年7組を担当して頂きたいのですが……』


桜が舞い散る中、校長室に呼び出されたオレに…


願ってもない素晴らしい話…


『も…もちろん僕が責任を持ってやらして頂きますっ!!!!』


だって…


だってよぉ…


こんなことあるか?


『で…では…お願いしますね!』


オレの迫力に押されぎみの校長はひきつりながら微笑んだ…



そんなのもうどうでもいい…



オレは…ついに…吉岡の担任になれたのだから…