ハァ・・・ここだ。

2階『図書館』。

よし!入る!!


ガラガラガラ・・・

「失礼しまーす・・・」

「・・・」

え、もしや誰もいない?

私はきょろきょろと周りを見回しながら中を探検。

最近、色々と忙しくて図書館来てないから

どこに何があるのかさっぱり・・・

「誰もいないんですかー?」


「いるよ、雪原」

どこからともなく返ってきた答え。

「や・・・山近くん・・・」

わ、声がとぎれとぎれになっちゃう。

心臓バックバクだよー・・・

「それ、落ちてたの?」

朔真君は、メモを指差し言った。

あ・・・そうだよ!

これを届けに来たんだもん。

「・・・うん!これ、中庭掃除してたら落ちてきて」

「そっかー・・・」

って、これ渡しちゃったらもう朔真君との

お話終わっちゃうのかな!?