ソファーに結衣は座り、ミヤが口を開いた

「この聖按学園は夢を叶えるための学園なのだからここにはいろいろなジャンルの部活が あるの」

紅茶を運びながら話すミヤを結衣は見ていた

「何?どうしたの?私を見て」

「ここに入学したミヤさんも夢がありますよね。何ですか?ミヤさんの夢」

紅茶を置きミヤもソファーに座った

「私?私の夢は看護師よ」

「看護師?」

首を傾げた結衣にこう答えた

「そう。看護師。私ね5歳のとき肺炎になったの。そのときに医者と看護師が必死に助け てそれで看護師になって病気の人を助けてあげたい。そう思ったの」