その一言にハッとなり聞いてみる

「あのー・・・どちら様ですか?」

その質問に思わず笑ってしまう

その笑った意味が結衣には良く分からなかった

「え!?私おかしな事言った?」

あたふたして頭の中が混乱状態

それをみた美少女はもう一回笑った

「いや、普通ここに入れるのは生徒しか居ないのにどちら様ですか?って聞かれても!私 見ての通り制服着てるし名札も付いてるじゃない」

その答えに結衣は顔が真っ赤になった

「ごめんなさい!何がなんだか分からなくなって・・・」

「いいのよ。私は竹内美弥。あなたは?」

「私は加藤結衣です!ところで竹内さんはなぜここにいるんですか?」

結衣は辺りを見回し誰も居ないことを確認した

「だって私生徒会長だもん」

その言葉に結衣は目を丸くし、後ろに一歩下がった

「ごめんなさい!なんか失礼な言葉を言ってしまって・・・」