時が過ぎ、小学校に入学し、いつからか毎日を一緒に過ごす仲になっていた。


「啓ちゃーん!今日も遊び行っていい?」


「いいよ。何時にくる?」

「あと5分で着くよ」

「わかったぁー」


うちから歩いて10分の距離にある彼の家は、海がすぐ見える所にあり、俺は学校が終わると毎日通っていた。