「お前幾つだ??」


「16」


ふーん!女が1人で夜中に歩くなよ!
何があったか知らねえが、あんな暗いとこにいたら、
変なやつにさらわれるぞ!」

「はっはい、すみません」

わたしは、十分あなたも変ですよって言いたかったがとてもじゃないけど、


金髪で、ピヤスだらけな男のひとには、言えなかった。


「まあいいや!疲れただろ!なんか飲むか?」


「あっはい!」


男の人は、物凄く恐いけど優しかった。


麦茶を出してくれて
麦茶を飲んだ。


そしてわたしは泣きすぎて疲れたのか
いつの間にか寝てしまった。