「さあ!はじめっかあ!」



乾杯!



皆の乾杯の合図で
わたしの誕生日会が始まった。





「それにしてもゆりあの母ちゃん料理うまーい」



「ハハハ~恥ずかしい笑っ」


お母さん。また調子に乗って笑っ



でも、お母さんに誕生日祝ってもらうの久しぶり。



お母さんの唐揚げおいしいんだよね…





「つかゆりあの家族、皆ちょーいい人だよね!」





「悟!お母さん調子乗るから」




「調子乗るわけないわよ!
それもこれも恋と君のおかげだわ」







恋斗は少し照れていた。



「うっし~!そろそろケーキ食いますかあ!」


わあーい!




恋斗がケーキを持ってきてくれた