携帯が鳴り外に出た



「お帰り!ゆりあちゃん」



おでこにキスしてくれた
懐かしい感じ。





恋斗の後ろに乗るなんて
去年のあの事件以来だ。




相変わらず広い背中
大好きな匂い。





落ちつくな。



そんなことを思ってると
もう家に着いた。