「私は知りません。」窓も開いていないのに足から寒気がしてきた。
「知らないなんておかしいよ。」
「え?」
そこには笑顔で言う直樹の姿が会った。「直樹?髪色違うからわかんなかったんだ。」
だんだん、直樹に近づいて行く自分。
「ここの学校の先生だったんだね。」
「見た時からわかったよ。」
上から見てみると、直樹が幼く見えてきた。
「直樹は良くわかったね。」
笑顔で答えると、また下を向き考え事をする直樹。
「…だから。」
「えっ?。」
直樹?どうしたの?直樹の顔を触って上にむかした。
「好きなんだよ。」
「直樹?なにが?」
顔が赤くなるのがわかる。
「お前の事が。」
「で…も…。」
「返事は良いから1回だけキスして。」 「え?バカの事言わないで!!」
「バカじゃない!!」
腕を引っ張られ、直樹の足の上に座らせられた。それも、かなりヤバい系。直樹の腕が自分の体を巻いている。そして、私の体にうずくまっている。