注目を浴びながら、
クラスわけの貼ってある
掲示板にやっとたどり着いた。
全部みえないよぉ…
身長ちっちゃいとやっぱり損…
するとれーかが
「うな、ちょっと前いって
見てくんね!アディオス!」
といって雅文君と
言ってしまった。
ちょっちょっとぉ〜泣
どうしよ、虎弥君と
二人きりだし…。
どうにか見ようと
ぴょんぴょん飛んでみる。
だめかぁ。
ふわっ
その瞬間、体が宙に浮いた。
えっなに?
「これなら見えるでしょ?」
気付いたら虎弥君が、
私をだっこしている。
「きゃっ…んっ」
叫ぶ前に口を塞がれた。
えっまってどうやって、
塞いでるの、えっ、
虎弥君は私の事両手で
だっこしてるし足で
塞げる訳ないし…
残るは…
「きゃあああああっ!」