そう思う反面、自分は何をしてるんだろうと思う自分もいた。




これは間違っていること。
それはわかっている。
だけど、私だけが苦しんでるなんておかしいじゃない。
不公平だよ。



だから、あんたの傷つく顔を、姿を見せてよ。



………




「おい、何睨んでんだよ!」



何でそんな強い目をしていられるの?
苦しくないの?
傷ついていないの?



ねぇ……




「あれ?立花さんたち、何やってんの?」