「んぢゃ俺行ってくるな」

「うっうん…」

「凛華ぁ何かあっただろ!?さっきから様子がおかしいぞぉ?」

「なんでもないって!気にしないで」

「もしかして教育実習生のこと考えてる?」

なんでこの人は何でもわかっちゃうのーー

「そっそんなことないよ」

「嘘つけー」

そういってでこピンされた。

「いったぁー」

「俺がうけもつ人は女だけど、おまえが心配するようなことは絶対しないから!安心しろ」

「うん…」

「んぢゃいってきます」

そういうと徹平はあたしに軽くキスをした。

「いってらっしゃい」




徹平を見送って、朝ごはんの片付けをした。

「永愛ー大翔ー保育園行くよ」

「はーい」

車に乗り込み、保育園へ向かった。