「だから…あたしはまだ次の恋が出来ないの」 「…でも俺は…浅倉を大切にするよ?」 「ありがと。でもね、あたし自分を甘やかしたくないの」 彼女は遠くを見る目をした。 「自分のコトを想ってくれてる人がいるっていうコトはあたしに大きな勇気と責任をくれた」 「自分は自分でいいんだっていう自信がついたし、前に進む勇気、1つの大きな気持ちを犠牲にしてまで自分の未来にかけたという責任」