「ねぇねぇ」


「ん? なに?」


「あんたの隣にいた子、新人?」


「うん。新人のユミって子」


「あんた絡まれたでしょ?」


「わかる~? あたしを抜いて芸能界から追放するんだってさ☆」


「『追放するんだってさ☆』ってあんた・・・でも、新人にはムリだね! あんたを追放するのは」


「そんな奴には時間決めて、その時間で出来なかったらあんたが逆に追放してやりな!!」


「アハハ! 言うと思ったぁ~ だからその通りにしたよ♪」