「お前は今日から『ミルク』だよ?わかった?」

「ニャ~!」

ふふっ…なんか嬉しそう。

神社で独りだったもんね…。


「じゃぁ…そろそろ部屋行こうか?」

「ニャ~!」

アタシはミルクと部屋に戻った。



…ケータイ充電しなきゃ。

ケータイを手に取ると、勝手にメールの作成画面を開いていた。

あて先は優人。

あと本文だけの状態。

「ミルク~。メールしたら優人、公園きてくれるかな~?」

「学校で二人で会えるかな?ねぇ?」

「ニャ~…」

やっぱだめか…。