「う゛ぅっ…ごめんね…泣かれても困るよね?」

「……」

「じゃ~今日からアタシが新しい家族ね?一緒に帰ろう?」

「ニャ~」


真っ白な小さな子猫を片手に抱いて帰った。

話の続きをしながら…。



家に帰ると、おじいちゃんもおばあちゃんも大歓迎してくれた。

三人でいろいろ話あった結果、名前は『ミルク』になった。

『ミルク』はアタシが提案した。

白いから『シロ』も考えたけどそのまんま過ぎて。

代わりに白い物を考えてたら何故か真っ先に浮かんだのが『牛乳』だった。