私は穣吏ちゃんを連れ,自分のアパートに戻った。


そして目を覚ました彼女に銃を向けた。


きっと叫んだり逃げ回ったりするに違いない。


なのに穣吏ちゃんは自分を殺していいよと言った。


お母さんのところへ行きたいと言った。


胸が張り裂けそうだった


この子は殺せない…


殺しちゃいけない…


生きて幸せになってほしい


心からそう思ったんだ。