(…フッ…少しはイイ女になったみたいだな、有紀さん。それにしても…この手紙は冴子には見せられないな…なんてったって運命の相手だもんなぁ…フフッ…)

ジョーの顔が素直にニヤけた。そんなジョーの後ろから冴子はコッソリ覗き込み手紙を読んだ。

(…!!!)

「…ジョー…なによ、この手紙…運命の相手って…」

「…えっ?あっ!!あの、その…これは、えーっと…アハ、アハハハ…ヒエーッ!!」

「待ちなさい!ジョー!!」

「待ちませぇん!」