「…ジョーさん…私…」

有紀は言葉を詰まらせていた。そんな有紀にジョーは…

「…有紀さん、貴女は貴女の路を歩めばいいんです…」

「…ジョーさん、例の約束を…」

博司がジョーに声を掛けた。ジョーは頷きながら…

「…分かってます。有紀さんを警察には連れて行きませんよ。」

「!!…博司…」