有紀は、そう言いながら家の鍵を開けてジョーに少し待って欲しいと頼んだ。

…15分後…

「…ガチャ…」

「…お待たせしました。」

「いえ、そんなことないですよ…」

ジョーは家から出て来た有紀の身なりを確認した。短時間の割にシャワーを浴びキレイにメイクをしている有紀。出来る女といったカンジだ。