『AM7:35~高山有紀の家の前~』

「…シャーーッ…」

「…ここが私の家です。」

「…キッ。」

ジョーは雨上がりの朝日を背に有紀と共に車から降り家のドアの前まで見送った。その時ふと、家の周りを見渡したジョー…

「…ここは…」

ジョーは思い出すかのように呟いた。すると有紀が…

「…この先を少しまっすぐ行くと、数時間前にジョーさんと出会った場所に行けますよ。」と、言った。

「…なるほど…どおりで見覚えのある家だと思った…」