冬休みが終わり、私は要先輩と付き合う事になった。

裕佳に事情を聞かれたが、答えたくなかった。 


親友の裕佳さえも…………。 



あの後、私は実家に帰った。 

家族一同、理由は聞かない。 
気をつかってくれているのだろう。 


漣からの電話もない。