ガチャ―…




1階でドアの開く
音がした




時間を見ると
夜中の2時。




しばらくして




ドタドタドタ―……



と、階段を急いで
上がってくる音がした





その音が止まると共に
私の部屋のドアが開いた




『克也さん、
お帰りなさい』




私が克也さんに
そう言うと克也さんは
私の顔をじっと見た