どうして梓乃ちゃんは平気で恥ずかしい事を聞いてくるんだろう。




そう思いながらも、俺は素直に答えてしまう。




「悪い?」




そう聞くと、梓乃ちゃんは首を振って笑った。




「ううん。嬉しい」




その笑顔を見て、俺は思った。






もう、年上とか年下とか知るか!!




俺は年下で梓乃ちゃんが年上とか変えられない事実なんだから。




もう気にしない。




好きには変わり無いんだから。




ヤキモチ妬く時は妬く。




嫉妬する時は嫉妬する。




不機嫌な時は不機嫌になる。