「智……大好きだよ」




そう言ってあたしは智のほっぺにキスした。




すると智は赤い顔をしてあたしを見た。




ソファにあたしを押し倒して言った。




「不意打ちは反則」




そう言って、あたしに初めて唇にキスしてくれたんだ。




深くて、とろけそうで、甘くて。




もっとしてしまいたくなりそうなキス。




さっきの子供な智とは違くて、大人のようなキス。




離れた唇を指で触って、あたしは俯く。




すると、智はニッと笑ってあたしの頭を撫でてくれた。




年下とか関係無い。