「それでは藤堂さん・永倉さんで西を私と凛さんは南へいきます。ではまた後でここに集合しましょう。」





沖田はそう言うと私に「いきましょうか」と笑顔を向ける。





任務は今大阪で壬生浪士組に偽者がいて横暴なまねをしていると言う。




そいつらを捕まえるのが私たちの仕事だ。





町を沖田と歩いていると「いいからとっとと出せっ!我々は壬生浪士組だぞっ!」





と言う怒鳴り声が聞える。




「隊長、」




「えぇ、行きましょうか。」





私たちはそう言うとその店の中に入った。






「そやかて・・・そない殺生な・・・堪忍してぇな。」





「うるせぇ!!いいからとっとと出しやがれっ!」




店に入ると店の主人らしき者と偽壬生浪がやりあっている。





「それでは余りに酷くはありませんか?」





「なんだとぉっ!お前一体何様のつもりだっ!」