「いやぁ・・・流石大阪活気がありますねぇ・・・」






沖田は隣で感嘆を漏らしている。





大阪について宿に向かっている途中何度も店の呼子に引き止められ、やっとの事で宿に着いた。






「のう新見酒でも飲みに行かぬか?」





「いいですね。」




前方で新見と芹沢がそんな話をしている。



「芹沢先生、新見先生今回は任務のために着たのでお酒はその後にされてはいかがですか?」





私がそう言った瞬間周りが一瞬にして氷ついた。




「貴様私たちに指図するつもりかっ!?」




新見は凛を叱咤する。





だが凛も引き下がらない。





「任務の後に飲むお酒の方がきっと美味しいと思いますよ。」






凛はそう言って少し微笑む。