教室の明かりを点けようと、入り口の方へ行こうとした私は、その声にビクッと肩を上げた。 うそ…… なんで………?? 廊下から漏れる明かりに照らされて、教室の中へと姿を現したのは…… 私が今…… 会うのが一番気まずい人…。 匠先輩……。