「翠央は“暁”って男と俺と…、どっちとキスしたい?」
は…??
「今度は二択だし、答えやすいだろ?」
二択って言われても、すごく難しい質問じゃないですか。
「分かりません…。キスとか……そんなところまで考えたこと…今まで無かったから…。」
ここまで曖昧に答えてれば、さすがの先輩も呆れて何も言えなくなりそう…。
「翠央は、恋愛とか…ほとんど興味なかったんだな。今までのお前の反応見てると、それが分かる。」
まさに図星で、私は視線をフィッと逸らした。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…