玄関を上がりリビングに入りテーブルを見た途端、驚き開いた口が塞がらなかった。
テーブルの上にはバースデーケーキが用意されていたから…。
「今日、誕生日だろ。その様子じゃ…忘れてたんじゃねぇか?」
「……………忘れてた…」
「フッ。相変わらず抜けてる女だな」
「……どうして…こんな……っ?!」
私の誕生日…誰から聞いたんだろうか…亜美かな。私でさえ忘れてたのに…。
今にも泣きそうになり堪えていた矢先、慎矢さんは私の手を引き寄せ視界がぐらついたと思うと、私の身体は抱きしめられてた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…