初めの頃はお前の仕草や色気に興奮を覚えてたが…今は違う。



今は…俺に必死に応え様とするお前…朱里の全てが愛おしくて…たまらない…。



たったキスしただけで、力を無くす身体も吐息も、俺にしがみつくその腕も…何もかもが愛おしい。



お前を抱き上げる度に、重たくないかと言わんばかりに心配そうに俺を見上げるその顔も…声も…何もかも。



今夜は覚悟しろよ。



手加減してやらねぇからな。