マジでだし。








「おいおい…
17歳とかまだ子供じゃんかよ」








知ってるっての…
でもよぉ
好きになったら
手にいれるしかねぇだろ?







欲しくて欲しくて
あの笑顔を自分の物にしたかったんだ…。








俺は立ち上がって
部屋を出る。
すると
後ろからノコノコとついてくる海雅。








「おい、どこ行くんだよ」







「女のとこ」








「妻いんのに?」








ズキッ








海雅の言葉に
胸が苦しい。








「だってさ、あいつ…
俺の他に好きな人いるし」







心が痛い…
破裂するんじゃないかってぐらいに…