私の脳裏には、入学式の放課後にあった出来事がよみがえる。
NO―――――N!
相変わらず無言の柏原の隣では、妄想街道ばく進中の私。
そんな中、沈黙を破ったのは、まさかの柏原の方だった。
「俺様がデートだって思う分には、自由だろ。お前が嫌がる事はしないから、安心しろ。」
まるで私の不安が分かるような、言い方は素っ気ないけど、こいつなりの優しさが嬉しい。
―でも・・・。
こいつには、前科がありますからー!
サラちゃんピーンチ!
一体どうなる!?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…