-梨奈-

「きゃっ・・・」
「ふざけんじゃねーよ!!」
心愛はあたしの体を殴りまくる。
周りの人たちはひそひそと見てる・・・。
痛い・・・
翔・・・助けて!!
「梨奈!!!」
・・・・・翔・・・?
「おい心愛!!何やってんだよ!!!」
「しっ翔くん!!どうしてここに・・・?♥」
「翔待てよッ状況がよく・・・・・」
あとから、尚人くんが来て。
選ばれし中学生4人が、集まった。
「おい2人とも。何があったんだよ」
「ちゃんと説明して?」
説明できるはずがない。
恥ずかしくて・・・。
だって翔をめぐってのケンカだもん。
その本人の前え言える訳ないでしょ。
しかも・・・尚人くんいるから、心愛も一緒になったって言いにくいし・・・。
「・・・あたしが、翔くんを“モノ”扱いしたんだよ。
したら、いきなり梨奈がキレたから、あたしもキレたの」
「!!?」
こっ心愛・・・何自分からっ・・・
尚人くんはニッコリ笑って、
「そうだったの。
ありがとうこーこーあちゃん♥」
そう言った・・・。