私は桜田 ほのか。
今は中学3年生。
私の父は小さい頃に
死んでいて母と2人で暮らしてきた。でも母はとても優しくて良くしてくれたし私は別に2人でもよかったと思う。母の作る料理の中で私が一番好きなのは『肉じゃが』だ。母はどちらかと言うとあまり料理が得意ではない。でも肉じゃがだけは誰よりもおいしかった。

私は小学2年生から小学5年生まで少年団の野球部に入っていて男友達も多かった。だけど野球部には女が私しかいなくて結構つかれていた。あの時あんなにもあなたのことが好きになるとは思いもしなかった。だって私にはそのとき好きな人がいたからだ。その人は穏やかで優しい人だった。私は彼が誰よりも優しく感じた。だけど私はどちらかと言うと乱暴なほうで口も悪い。だから女友達は小学二年生からやんちゃな子達ばかりで1年2年の頃は良く母と2人で謝りに行かされた。だけど私はただ言えと言われた事しか言わないから悪いことをしたなんて少しもおもっていなかった。だけど学校に呼びだされたり謝りに行ってはいつも母が泣いていた。私はいつもなんで泣いてんのかわからなかった。

小学二年の夏だった。
私は野球部の男の子達と遊んでいた。ただ普通に雨の日も遊んだっけ…熱がある日も毎日来るから断れなかったじゃん。しかもパジャマのままで遊んでた。いまおもったらスッゴい恥ずかしいょ。だってあの時まさかあなたを好きになるなんて思ってもいなかったから。