言葉を放ったのは私。


「私、ずっと生まれて来なきゃって…思ってきたんだ…」

言葉を続けた私は瑠架を見れなかった。

瑠架から目線を反らして話す。


「お母さん恨んでた…

ものすごく…」


瑠架は何も言わない。
私が一方的に話す。