ａｇａｉｎ

「うん…だって生まれた時からここに居た訳だし、ずっと望まれなくて生まれて来たんだって思ってたし…」

「うん…」

「お母さんは私を必要としてないんだって…思ってた。

ずっと怖い人なのかなって思ってた。」

「そっか」

「でも、違った。」

うん…違った。
全然違った…

お母さんはお父さんと別れてまで私を産んでくれた…

「私、お母さんに謝らなきゃ」